大日向 様
Aあり(たんとくおーれ、サンダーストーン、ルーンエイジ、他多数)
B俺の嫁システム、キャラクターにマッチしたテキスト、イラストが豊富
Cエラッタ
D95点
Eドミニオンの登場から一ジャンルを築いたデッキ構築型カードゲーム。
本家は錬金術あたりから少し敬遠したくなる内容になってしまったので、
亜流作品は大歓迎派です。
ただ、下手にオリジナル要素を盛り込みすぎて失敗している例が多いため、
オリジナル要素を入れつつも、上手く+α程度にとどめている領土録は
かなりの良質ゲームだと思います。
東方のキャラクターにマッチした、特徴的かつ強力な効果の
カードテキストは、このゲームの大きな魅力の一つ。
嫁カードは一種一枚しかないため、
早い者勝ちになってしまうのは仕方が無いですが、
「同名の人物カードを使用していなければ入手できない」
というルールにより、必ずしも先行有利にはならない点が優秀です。
他のレビュアーの方の多数が悪い点として挙げられている
「強力な効果のカード」の存在がマイナスポイントだとは思いません。
マイルドにまとまった効果のカードでプレイしたければ、
ドミニオンの基本セットでも祀爭録でもやればいいだけです。
それよりも、領土録でしか味わえないダイナミックさが勝ります。
ダウンタイムが長い、という意見もある様ですが、
すべてプレイヤー次第ではないでしょうか。
各テキストや属性効果等、慣れない内は当然手間取るでしょう。
とは言え、自分もそうでしたが、ドミニオン初プレイの時、
そんなにスムーズにゲームが行えたでしょうか?
未知のゲームに誰もが手探り状態だったのではないでしょうか。
自分としては、続編を大いに期待しますが、
小さくまとまらず、良いところをさらに伸ばしていって欲しいです。
色々と擁護みたいな事も書きましたが、
幽々子のエラッタだけは気を付けて欲しかったです。
これがなければ100点でした。
枚数が多いので難しいかもしれませんが、
続編と同時に修正カードを希望します(笑)。